今年18本目「ヤコブへの手紙」


監督 クラウス・ハロ
視聴状態:映画館
★★★★☆(星4つ、星5つが満点)
公式サイト
http://www.alcine-terran.com/tegami/


screenshot


(物語)
1970年代のフィンランド
レイラは恩赦を受け、12年間暮らした刑務所から釈放される。
彼女は行くところがなく、
ある牧師の家に住み込みで働くことに。
フィンランドアカデミー賞で作品賞、監督賞など4部門に輝いたほか、
アカデミー賞外国語映画賞フィンランド代表になり、
各国の映画祭で評判を呼んだヒューマンドラマ。


(感想)
フィンランドの映画を映画館で見られる機会はなかなかないので、
足を運びました。
人々の暮らす村から離れ、森の中で静かに暮らすヤコブ牧師。
行くところがなく、仕方なく来たレイラ。
2人の静かな生活。フィンランドの森の美しい風景。
この映画にはゆっくりとした時間が流れていました。
ヤコブ牧師の言葉に私の心もかたくななところが
消えていく気がしました。
語りすぎない静けさがとてもよかったです。
最後には自然に涙が出てしまいました。
時間がたったらまた見たい映画でした。