今年21本目「英国王のスピーチ」


監督:トム・フーパー
視聴状態:映画館
公式サイト
http://kingsspeech.gaga.ne.jp/

screenshot
★★★★★(星5つ、星5つが満点)


(物語)
ジョージ6世は、子供の頃から吃音で、
人前で話すことを嫌い、内向的な性格だった。
しかし大人になり、
人前で演説することが仕事になりつつあった。
さまざまな医者にかかるのだが、吃音はなおらない。
実話を映画化したヒューマンドラマ。
第83回アメリアカデミー賞で、
作品賞、監督賞、主演男優賞(コリン・ファース)、脚本賞を受賞。


(感想)
人前で話すことが苦手、
まじめだけど、短気、そして内気。
そんなジョージ6世を
コリン・ファースが見事に演じていました。
吃音の演技が英語に詳しければもっとすごく感じられたことと思います。
そして何より、ジョージ6世の妻の役のヘレナ・ボナム=カーターが
辛抱強く夫を支える役をしっかりと演じています。
ハリーポッターアリス・イン・ワンダーランドなどで、
濃いメイクのあくの強い悪い役しか見たことがありませんでしたが、
普通の役もとてもよかったです。
ジョージ6世と言語療法士のライオネル・ローグとのやりとりも、
見ていてとても楽しく、心地よかったです。