日本語の本「ICO-霧の城-」宮部みゆきを読み終わりました。

ICO -霧の城-

プレイステーション２のゲーム「ICO」に
感動した宮部みゆきさんが
ゲーム世界をふくらませて書いた
異世界ファンタジー作品。

イケニエとして育てられた頭に角がある少年イコと、
妖精のように美しく眠る少女ヨルダが
霧の城の中を逃げるところは、パーラを思い出しました。
中盤のヨルダが語る過去の情景の世界に飲み込まれて、
現実に帰ってこられないかと思うほどでした。
自分の決められた運命や、過去の呪縛に立ち向かい、
イコは最後まであきらめませんでした。
猛烈に「ICO」のゲームがやってみたくなりました。
しかし我が家にはプレステ２がないのです・・・。