今年9本目の映画「キツツキと雨」


★★★★★(星5つ、星5つが満点)
監督:沖田修一南極料理人


岐阜で撮った映画だと知り、ずっと見たいと思っていました。
岐阜の人が見ると「あ〜、このシーンはどこで撮った」
ってわかるらしいですが、私にはさっぱりわかりませんでした。
「きこり」と「映画監督」が出会うお話しですが、
映画の撮影現場を見たこともなく、映画監督は憧れの職業で
自分の作品を作る仕事は楽しいだろうと考えていましたが、
実際はやっぱり大変な仕事なんだと思いました。
「きこり」の仕事についても木を切る人って事以外、
具体的に知りませんでした。
セリフで説明せず、1カットを見せただけで、
あーそうなんだ〜ってわかる演出になっていて、
それがとても気に入りました。好きです。
人と人が出会って、それで劇的に何かが変わることはなくても、
確実に少しずつ自分が良い方向へ進んでいることがわかる。
そんな素敵な映画でした。
「ジンクス」じゃなくて、「自分」を信じよう!