今年76本目「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」
原題: Millenium 3: The Girl Who Kicked the Hornet's Nest
監督: ダニエル・アルフレッドソン
出演:ノオミ・ラパス、マイケル・ニクビスト、アニカ・ハリン、ペール・オスカーション
製作国: 2009年スウェーデン映画
上映時間: 148分
映倫区分: PG12
公式サイト
視聴状態:映画館
★★★★☆(星4つ、星5つが満点)
(物語)
瀕死の重傷を負ったリスベットがついに逮捕される。
彼女を自由にするためにミカエルは行動する。
シリーズ最後の映画は法廷劇。
(感想)
ミレニアム3部作は、どれも違ったおもしろさがあり、
意外性を伴って見続けることができました。
この3作目は、リスベットの裁判が主な内容で、
法廷でリスベットとミカエルが力を尽くします。
裁判の映画ってどうなるのか、アクションシーンがあるわけでもないのに、
ものすごくどきどきしてしまいます。
良識のある人なら目を背けるリスベットの格好も、
幼少の自分を虐待した相手との戦いの戦闘服に見えてかっこよかったです。
そしてもどかしいラストシーン。
ハリウッド映画は絶対にこんな風に終わらない!
リスベットとミカエルには、これからコンビを組んで
数々の難事件を解決していく物語を紡いで欲しかったです。
3部作を書き終わった後に急遽した原作者が本当に残念です。
リスベット役のノオミ・ラパスさんは、
次回作の「シャーロック・ホームズ」の映画のヒロインに決定したそうで、
またそれも楽しみです。
リスベット役、すごかったので期待してます。