今年12本目「食堂かたつむり」

監督:富永まい「ウール100%」
原作:小川糸
出演:柴咲コウ余貴美子ブラザートム田中哲司志田未来
満島ひかり江波杏子三浦友和
製作国:2010年日本映画
上映時間:1時間59分
視聴状態:映画館
公式サイト
http://katatsumuri-movie.jp/

screenshot

★★★☆☆(星3つ、星5つが満点)


(物語)
料理を作るのが大好きな倫子は
自分のお店を開くという夢に破れ、
田舎へ戻ってくる。
そして倫子は田舎の片隅で食堂を開く。


(感想)
イラスト風の表現が時々現れて、
かわいく表現されています。
しかしどうしてもエピソードで納得がいかない所があり、
そればかり気になってしまいました。
主人公の倫子の開いた食堂のことを良く思っていない同級生のエピソードを
まったくほっぽりっぱなしのまま、
その同級生がラストの喜びの宴に出席しているというのはどういうことなのでしょう。
倫子に悪意を抱いているのにそれを解決させる話が一切なく、
違和感が消せませんでした。
セリフ一つでも何か欲しかったです。
見ている観客はまったく納得がいきません。
ただ柴咲コウさんが自分で吹き替えなしで撮影したという料理シーンは
丁寧に丁寧に思いを込めて作っていこうという、まごころが伝わって、
とても良かったです。
もっと心を込めて日々の食事を作ろうと思いました。