今年97本目「パイレーツ・ロック」

パイレーツ・ロック オリジナル・サウンドトラック

パイレーツ・ロック オリジナル・サウンドトラック

原題:The Boat That Rocked
監督・脚本:リチャード・カーティスラブ・アクチュアリー
出演:フィリップ・シーモア・ホフマンビル・ナイ、リス・エバンス、ケネス・ブラナーニック・フロスト
製作国:2009年イギリス映画
上映時間:2時間15分
視聴状態:映画館
公式サイト
http://www.pirates-rock.jp/

screenshot
★★★☆☆(星3つ・満点は星5つ)

(物語)

ブリティッシュ・ロックが全盛期を迎えた1966年のイギリス。
イギリスBBCラジオでは1日45分間しかロックをかけないように
制限していた。
もっともっとロックが聴きたい!そんな人々の声に応えて、
領海外に停泊した船からロックを24時間流し続け、
人々に熱狂的に支持された「海賊ラジオ局」を舞台に、
ポップ・ミュージックに情熱と愛情を注ぐDJたちと、
彼らとともに暮らす人々を描いた群像劇。


(感想)
ロックを聴くことが不道徳だと考えられ、
それを法律で禁止しようとする政府。
海賊局のDJたちは、音楽を愛する気持ちで、
リスナーたちを励まそうと24時間、音楽を流し続けます。
個性的なDJたちの強烈な個性とおもしろいエピソードが続きます。
映画としては、
もう少し誰か登場人物のうちの1人にお話をしぼったほうが良かったかもしれません。
しかし、下品で不道徳な会話やエピソードについつい笑わされました。
ラストはとてもさわやかで爽快な感じが残ります。
「群像劇」という言葉がぴったりな音楽いっぱいの映画でした。