今年92本目「風が強く吹いている」
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2010/04/09
- メディア: DVD
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原作:三浦しをん
出演:小出恵介、林遣都、中村優一、川村陽介、森廉、内野謙太、ダンテ・カーバー、斉藤慶太、斉藤祥太
製作国:2009年日本映画
上映時間:2時間13分
視聴状態:映画館
公式サイト
http://www.kaze-movie.com/index_pc.html
(物語)
寛政大学の陸上部は、
ほとんど廃部状態。
寮に済んでいるのは、名目上、陸上部員という学生たちだった。
そんな中、4年生の灰二(ハイジ)は、
このメンバーで箱根駅伝を目指すと宣言。
みんな無理無理〜〜というモードだったが・・・・。
正統派スポーツ青春映画。
(感想)
私は箱根駅伝が大好きで、
お正月には家のテレビで見るのが恒例です。
出場するために大変な努力をしているというのは、
知ってはいたのですが、実際この映画で見ると改めて
努力が力へ変わっていくのが感じられてすごかったです。
シード権のない大学がどんな風に予選会を走るのか、
初めて知りました。
予選会も箱根駅伝も本物さながら。
本当に箱根駅伝を見ている臨場感で手に汗を握りました。
寛政大学の陸上部の10人はそれぞれの想いがあり、
努力があり、走ることで自分にとっての何かを見つけようとします。
遅い人は遅いなりに、早い人は早い人なりに、
チームとしてお互いを補い合い、尊重しあう姿に目頭が熱くなりました。
そのうえ、この映画は濃い〜感じのスポコンものではなく、
会話がおもしろくて何度も声を上げて笑ってしまいました。
がんばるところは、がんばる。力を抜くところは抜いてがんばりすぎない。
そんなところもとても感動しました。
学生時代に信頼できる仲間と一つのことを成し遂げるという経験は、
何にも変えられないと見ていて思いました。