今年63本目「スカイクロラ」
カウントダウン・オブ・「スカイ・クロラ」 count.2 [DVD]
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2008/05/21
- メディア: DVD
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脚本:伊藤ちひろ
原作:森博嗣
声の出演:菊地凛子、加瀬亮、谷原章介、栗山千明、山口愛、平川大輔、竹若拓磨、麦人
キャラクターデザイナー・作画監督: 西尾鉄也
メカニックデザイナー: 竹内敦志
アニメーション制作: プロダクションI.G
製作国: 2008年日本映画アニメ
上映時間: 2時間1分
公式サイト
http://sky.crawlers.jp/index.html
(物語)
合法的に企業同士が戦争をしている世の中。
「キルドレ」と呼ばれる大人にならない子供たちが、
毎日仕事をするように出撃し、敵の企業の飛行機を撃墜する。
カンナミ・ユーイチは、新しく前線基地に配属になり、
新しい機体を操縦するように言われる。
その機体を操縦していた前任者の行方は謎で、
みんなが憶測で噂をしていた。
合法的に毎日毎日戦争をして、基地に帰る生活。
そんな中でカンナミは少しずつ、
前任者の行方と「キルドレ」の真実を理解していく。
(感想)
戦争の映画なので、心して見に行ったのですが、
とても静かで戦争が感じられない映画でした。
痛みが無く、血も涙もない。
美しく青い空に、機体がきれいに舞い、
シューティングゲームのように敵が撃墜されていきます。
美しいけれど、むなしい、悲しい映画でした。
私は押井守監督のファンなので、
とても感慨深く見ましたが、一般受けは正直しない作品です。
「キルドレ」という存在がとても悲しく、寂しく、むなしい。
登場人物たちはみんな生きている感覚がないのが、
ストレートに伝わってきてやりきれないです。
スタッフロールの後にもまだ続きがありますので、
見に行く方は最後まで席を立たずにいるのをおすすめします。
私は見終わってもう一度見たいと思いましたが、
「???わけがわかんない」の人もいることでしょう。
原作が読んでみたくなりました。