今年44本目「ザ・マジックアワー」

監督・脚本:三谷幸喜「THE有頂天ホテル
出演:佐藤浩市妻夫木聡深津絵里綾瀬はるか西田敏行小日向文世寺島進戸田恵子
製作国: 2008年日本映画
上映時間: 2時間16分
公式サイト
http://www.magic-hour.jp/index.html


screenshot
★★★★★ 5/5 (星5つ)


(物語)
ギャングのボスの愛人に手を出してしまった備後(びんご)は、
命をねらわれ、絶体絶命。
苦し紛れに伝説の殺し屋・デラ富樫の知り合いだと言ってしまうが、
もちろんそれは、嘘。
嘘が嘘を呼び、状況がからんでいくコメディ映画。


(感想)
映画好きの友達の間では、
辛口の批評の多かったこの映画。
まったく期待せずでかけました。
それが良かったです。
映画の中で「これが映画だったらよかったのに」と言わせ、
あきらかにセットだとわかる町の中で
嘘が嘘を呼ぶ虚構が笑いを生み出します。
映画館の中は何度も笑いに包まれ、
映画を楽しもうという観客と一緒に
とても楽しく見ることができました。
実は私は「THE有頂天ホテル」は、
ちょっと大げさにふざけすぎだなと思ってしまったのですが、
マジックアワーは、しんみりと胸に来るシーンも多く、
それがとても気に入りました。
三谷さんの作品は、映画、お芝居、たくさん見ていますが、
笑えて、しんみりする作品が好きです。


みんなマジックアワーを待っています。
そして私も自分のマジックアワーをずっと待って、
そして挑戦していきたいです。