今年44冊目「海の仙人」

海の仙人

海の仙人

海の仙人 (新潮文庫)

海の仙人 (新潮文庫)

文学的な作品を久しぶりに読みました。
風景の描写が繊細に描かれた印象派の絵のようです。
芥川賞の候補作品ってそういえばこんな小説だったと
思い出しました。
主人公の男性の所に神様がやってくるお話です。
でも何もありません。何も起きません。
静かに時間が過ぎていきます。
何もないけれどラストに涙がこぼれそうでした。