あき@みらくるの映画日記今年15本目「ファイナルファンタジー」
FINAL FANTASY ― ファイナルファンタジー ― (スタンダード・エディション) [DVD]
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2002/02/22
- メディア: DVD
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ファイナルファンタジー(2001/日本アニメ)★★★☆☆(普通)
監督:坂口博信
100分
声の出演:ミン・ナ、アレック・ボールドウィン、ヴィング・レイムス
フル3D、CGアニメです。
この映画は巨額なお金をかけて制作されましたが、
興行的に大失敗。ここまでファイナルファンタジーの顔だった
坂口さんがスクウェアを退社することになってしまう映画です。
アニメだということを忘れてしまうほど、
リアルで美しい映像です。それは本当にすごい。
テンポも悪くなく、アメリカの映画の定石を踏んだ丁寧な作りになっています。
ストーリー、台詞、役者さんのしぐさ、どれもハリウッド仕込みという感じです。
しかしこれがファイナルファンタジーであること、
フルCGであること、日本の人が制作していることの理由がまったくありません。
どきどきはらはらのシーンがたくさんありますが、
どこか本当じゃない感じがします。
映像は究極にリアルなのに、それが逆にリアルではなく感じて物語に入り込めません。
そして私は気に入りましたが、話がちょっと難しいです。
ガイア理論や敵のファントムが小難しい。
あまりにアメリカナイズドされたために、アメリカで受けなかった
気の毒な作品です。映画としては悪くないのに残念です。