今年13本目の映画「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」

★★★★☆(星4つ、星5つが満点)
まったく期待せずに見たので思いがけず感動しました。
男性しかいない政治の世界で首相になることの困難を考えると
本当にすごい女性だと思います。
そして、きっと自分も年を取ったらこんな風に思い出や記憶が
まだらな感じに思い出されるのだろうと思い、
「老いると言うこと」がとてもリアルでした。
主演のメリル・ストリープの演技にも脱帽しました。
40代のはつらつとした演技、年老いたときの物腰、
議員になったばかりの甲高い声から重みのある低い声に変わったときの発声。
一人の偉大な女性首相をここまでりっぱに演じきる演技力。素晴らしいです。