今年60本目の映画「ちいさな哲学者たち」


★★☆☆☆(星2つ、星5つが満点)

(物語)
2007年、フランスのとある幼稚園で、
幼稚園児に「哲学」の授業をするという試みをした。
その授業での園児達の生活を追ったドキュメンタリー。


(感想)
大人より、子どもの方が余計な知識がない分、
まっすぐとした意見が出てくる。
こんなことを言ったら恥ずかしいとか、変に思われるという気後れもない。
園児達が自分の言葉で「死」や「愛」についてどう思うのか、
一生懸命語る姿は、見ていてとてもほほえましく、
素晴らしいと思った。
しかし、カメラアングルがいつも同じでたんたんと続く授業を見ていると、
ちょっと眠くなった。
ドキュメンタリーの映画で眠くならない作品は、まれである。
小さな子どもに「愛について」「死について」「友達について」
質問を受けたら、しっかり答えらえるようにしたいと思った。