今年78本目「南極料理人」
- アーティスト: 阿部義晴/ユニコーン,UNICORN
- 出版社/メーカー: KRE
- 発売日: 2009/08/05
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (27件) を見る
- 作者: 飯島奈美,榑谷孝子
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 2009/07/25
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 54回
- この商品を含むブログ (64件) を見る
監督・脚本:沖田修一
原作:西村淳
音楽:阿部義晴
フードスタイリスト:飯島奈美、榑谷孝子
出演:堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補、西田尚美
製作国:2009年日本映画
上映時間:2時間5分
視聴状態:映画館
公式サイト
http://nankyoku-ryori.com/
(物語)
極寒の南極ドームふじ基地にやってきた8人の観測隊員たち。
食料担当の西村の仕事は隊員の毎日の食事を作ること。
約1年半、遠く離れた日本に家族を残し、
閉ざされた空間の中で過ごす男たちのお話。
(感想)
南極の昭和基地のことはいろいろ聞いたことがありますが、
昭和基地から1,000キロも離れたドームふじ基地のことは
まったく知りませんでした。
富士山より高い標高にあるこの基地は
お湯が85度で沸騰します。
そしてたった8人で平均気温マイナス50度の小さな観測所で過ごします。
いやだと思っても逃げたくなっても逃げられません。
気温が低すぎてペンギンもアザラシもウィルスさえもいません。
昭和基地から雪上車で20日もかかる道のりです。
テレビも映らず、郵便屋さんも来ず、
食料は最初に運んできたものから食べていきます。
食材がなかったら、それはもう食べられません。
公衆電話は1つだけありますが、
日本までの通話は1分740円!!!(1992年当時)
極限状態の中、ただたんたんと自分の仕事をこなし、
おいしいものを食べたり、けんかしたり、
泣いたり、笑ったり。
何も起こらないんだけど、それがまたとても良かったです。
見終わるとラーメンが食べたくなります。
劇場で映画を見た人へのプレゼントが配られていました。
南極雪上車のペーパークラフトです。
だんなさまが作ってくれました。相変わらず上手です。