今年95本目「ブーリン家の姉妹」

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原題:The Other Boleyn Girl
監督:ジャスティン・チャドウィック
出演:ナタリー・ポートマンスカーレット・ヨハンソンエリック・バナジム・スタージェス、マーク・ライアンス
製作国:2008年アメリカ・イギリス合作映画
上映時間:1時間55分
公式サイト
http://www.boleyn.jp/


screenshot

★★★★☆ 4/5 (星4つ)
映画館(TOHOシネマズ)


(物語)
16世紀イングランド
野心家の姉、アン。心優しい妹、メアリー。
アンは男の子が生まれない国王ヘンリー8世の愛人になり、
男の子を産めば位の高い人と結婚できると父と叔父に言われ、
国王に会うが、国王が最初に気に入ったのは、
妹のメアリーだった。
エリザベス1世の母となるアン・ブーリンと、
その妹メアリーの王の寵愛と宮廷の裏側を描いた歴史劇。


(感想)
イングランド版、大奥って感じでした。ドロドロの愛憎劇。
父親と叔父は、自分の娘を出世や家の反映の道具としてしか見ていない。
王は女好きで次々と若い女の子に手を出す。
そんな中で翻弄される姉妹。それを見守ることしかできない母。
しかし勉強としては頭に入らなくても、
歴史劇をこうやって映画で見ると非常に興味深く見ることができます。
イングランド国王がどうしてカトリック教会と断絶したのか、
エリザベス1世の誕生についても映画で見るとわかりやすい。
野心家で頭の切れる姉がナタリー・ポートマン
心優しい妹がスカーレット・ヨハンソン
二人の対比が見ていて心地よいほどで、
演技力に感嘆しました。