今年７６本目「アキレスと亀」

北野武監督作品「アキレスと亀」オリジナル・サウンドトラック

監督・脚本：北野武「HANA-BI」「座頭市」
編集・挿入画：北野武
出演：ビートたけし、樋口可南子、柳憂怜、麻生久美子、中尾彬、伊武雅刀
大杉漣、筒井真理子、吉岡澪皇、徳永えり、大森南朋
製作国：2008年日本映画
上映時間：1時間59分
★★★★☆ 4/5 (星4つ)
公式サイト
http://www.office-kitano.co.jp/akiresu/

（物語）
真知寿（まちす）は、
小さい頃から絵を描くのが大好きで、
どんなときにも絵を描いていた。
画家になることだけが彼の夢。
大きくなってもどんなことが起きても
彼は絵を描き続けるのでした。

（感想）
芸術ってなんだろうって見ながら考えてしまいました。
いい絵、売れる絵、芸術家って本当に難しい。
どんな目にあっても真知寿は絵を描き続けます。
子供の頃には自由に描きたい物を。
大人になると、
画廊のオーナーの言うがままに。
絵を描くことが生きることのすべて。
亡くなった後に世界的に有名になった画家の人って
こんな風だったのだろうかって考えたりしました。
悲しけれど、なんだかほのぼのとしていて、
悲惨なのに、笑ってしまう。
そんな不思議な映画でした。