今年57本目「純喫茶磯辺」

純喫茶磯辺 (竹書房文庫)

純喫茶磯辺 (竹書房文庫)

監督・脚本: 吉田恵輔
出演:宮迫博之、仲里依沙、麻生久美子濱田マリ近藤春菜、ダンカン
製作国: 2008年日本映画
上映時間: 1時間53分
★★★☆☆ 3/5 (星3つ)
公式サイト
http://www.isobe-movie.com/


screenshot
(物語)
ダメ親父の磯辺裕次郎は、
高校生の娘と二人暮らし。
遺産を手にしたことにより、
茶店を始めると宣言するのだが・・・。


(感想)
父、母、娘の3人は、
「あれだから」「あれをあれして」
「あれのあれだから」
などと、「あれ」という言葉をとてもよく使うのが、
とても印象的でした。
当人同士はわかっているけれど、
見ている人は何が「あれ」なのかよくわからないという現実を
映画で見たのは初めてです。
茶店に訪れるお客が個性的な反面、
会話がとても自然体でなんだかアンバランスなのが、
魅力に感じられれば楽しめます。
コミカルに描く中に実は真実があったりする、
不思議な映画でした。