今年34本目「丘を越えて」

現在劇場公開中

監督: 高橋伴明
脚本: 今野勉
原作: 猪瀬直樹
出演: 西田敏行池脇千鶴西島秀俊余貴美子嶋田久作猪野学利重剛戸田昌宏
製作国: 2008年日本映画
上映時間: 1時間54分
公式サイト
http://www.okaokoete.com/


screenshot
★★★☆☆ 3/5 (星3つ)


(物語)
真珠婦人」などで知られる作家、菊池寛
文藝春秋社を創業し、芥川賞直木賞を創設した彼の生活を描いた作品。
昭和初期の東京で文藝春秋社の面接を受けた細川葉子(池脇千鶴)は
社長の菊池寛西田敏行)の目に留り、菊池の個人秘書として働き始める。


昭和初期ってこんな風だったんだなって思いながら、
着物の女性たちを見ていました。
池脇千鶴さんのがんばる姿を見ていると、
かわいくて、一生懸命でとてもいとおしく思えました。
西田敏行さんも菊池寛さんを好演しています。
私がよく口ずさむ歌であるアイルランドの歌の話がでてきて、
びっくりしました。
この時代の詩なのですね。
お話はいろいろなことを盛り込みすぎなのか、
あちこち、しっくりしてないところが感じられました。
映画のラストがちょっと唐突なのです。
一昔前の映画ってこういうラストがよくあったなって思いながら
見ていました。