今年34本目「丘を越えて」
現在劇場公開中
監督: 高橋伴明
脚本: 今野勉
原作: 猪瀬直樹
出演: 西田敏行、池脇千鶴、西島秀俊、余貴美子、嶋田久作、猪野学、利重剛、戸田昌宏
製作国: 2008年日本映画
上映時間: 1時間54分
公式サイト
http://www.okaokoete.com/
(物語)
「真珠婦人」などで知られる作家、菊池寛。
文藝春秋社を創業し、芥川賞・直木賞を創設した彼の生活を描いた作品。
昭和初期の東京で文藝春秋社の面接を受けた細川葉子(池脇千鶴)は
社長の菊池寛(西田敏行)の目に留り、菊池の個人秘書として働き始める。
昭和初期ってこんな風だったんだなって思いながら、
着物の女性たちを見ていました。
池脇千鶴さんのがんばる姿を見ていると、
かわいくて、一生懸命でとてもいとおしく思えました。
西田敏行さんも菊池寛さんを好演しています。
私がよく口ずさむ歌であるアイルランドの歌の話がでてきて、
びっくりしました。
この時代の詩なのですね。
お話はいろいろなことを盛り込みすぎなのか、
あちこち、しっくりしてないところが感じられました。
映画のラストがちょっと唐突なのです。
一昔前の映画ってこういうラストがよくあったなって思いながら
見ていました。