今年83本目「パンズ・ラビリンス」

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パンズ・ラビリンス

パンズ・ラビリンス

パンズ・ラビリンス オリジナル・サウンドトラック

パンズ・ラビリンス オリジナル・サウンドトラック



パンズ・ラビリンス(2006/メキシコ/スペイン/アメリカ)
★★★★☆(良い)
原題:EL LABERINTO DEL FAUNO/PAN'S LABYRINTH
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:イバナ・バケロ、セルジ・ロペスマリベル・ベルドゥ
119分
PG-12(12才以下は保護者同伴)
公式サイト
http://www.panslabyrinth.jp/


screenshot


1944年のスペイン内戦で
父を亡くした少女オフェリア(イバナ・バケロ)。
母の再婚相手の所へ身重の母親と訪れます。
おなかの中の生まれてくる弟のことしか、
頭にない残忍な新しい父親。
そんな中、オフェリアは妖精と出会い、
森の中の迷宮へと足を踏み入れます。


少女がファンタジーの世界で冒険する話なので、
みーちゃんと一緒に見ようかと迷いましたが、
1人で見ました。
現実世界の人を殺すシーンがむごくて、
大人の私でも目を覆い、泣きそうでした。
普通のファンタジー映画は、
主人公が異世界へ行ってしまってそこの冒険だけが
描かれますが、
この映画では、現実と幻想の世界を行きつ戻りつします。
簡単に夢の世界へ行って現実を忘れてしまうことは
できないのです。
元に戻ればつらい現実が待っています。
幻想の世界でも試練が待っています。
濃厚で、深い、ダークファンタジーです。
主人公のオフェリアが超絶かわいいです。
闇が濃いからこそ、光り輝く部分が
より光り輝く。
時間がたったらもう一度みたいと思います。
残酷なシーンが多いので★は4つですが、
さまざまなシーンがずっと心に残る映画でした。