今年45本目「硫黄島からの手紙」
ただいま劇場公開中
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2007/04/20
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- 作者: 栗林忠道,半藤一利
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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硫黄島からの手紙(2006/アメリカ、日本)★★★★★(大変良い)
監督:クリント・イーストウッド(「ミリオン・ダラー・ベイビー」)
出演:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、松崎悠希、中村獅童
141分
公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
クリント・イーストウッド監督の硫黄島2部作の日本編です。
前作の「父親たちの星条旗」で描かれた硫黄島の戦いが
日本側から語られます。
アメリカ兵のできごとや見たことが、
日本側ではこんな風だったんだという風に
二つの映画はシンクロしています。
アメリカ編ではわざと映像的に見せなかったエピソードが、
こちらでは種明かしのように語られます。
私は硫黄島での戦いのことをまったく知りませんでした。
こうして映画を見ることでそれを知り、
本当によかったと思っています。
えらい日本の軍人さんは肩をいからせて歩き、
大きな声で威嚇するように話すのかと思っていましたが、
渡辺謙さん演じる、中林忠道指揮官は違います。
やさしい声で語りかけ、ひょいひょいと身軽に行動します。
涙をさそう作りになっていないところがとてもよかったです。
戦争映画は苦手ですが、この映画は見て良かったです。