あき@みらくるの映画日記今年3本目「ジャーヘッド」

劇場で公開中

ジャーヘッド-アメリカ海兵隊員の告白

ジャーヘッド-アメリカ海兵隊員の告白

これは原作の本です。


ジャーヘッド(2005/アメリカ)★★★★☆(良い)
原題:JARHEAD
監督:サム・メンデス(「アメリカン・ビューティー」)
123分
出演:ジェイク・ギレンホールピーター・サースガード、ルーカス・ブラック、
クリス・クーパージェイミー・フォックス
公式サイト
http://www.jarhead.jp/
R−15


本当は、有頂天ホテルか、博士の愛した数式
見たかったのですが、だんなの趣味にあわせました。
私は、戦争映画が苦手だからです。
しかし、それが大当たりでした。


(物語)
スウォフ(ジェイク・ギレンホール)は、
海兵隊に志願する。
狙撃手として湾岸戦争下のイラクに派遣されるが、
実践ではなく演習と待機の日々が続くのでした。


私は戦争映画が苦手です。
人がたくさん死ぬからです。
でも、この映画は戦争映画なのに、
戦争中に主人公が1人も人を殺さず、
銃を一発も撃ちません。すごい戦争映画です。
R−15ですし、軍隊で戦争するので、
酷なシーンもたくさんあります。
でもすべてがありのままに、
コミカルにシニカルに語られていきます。
ニュース映像でしか見なかった湾岸戦争が、
「こんな風だったんだ」とリアルに迫ってきます。
海兵隊の何事もない日常が、かえって心に深く残りました。
見て本当によかったです。
予告編が最高によかったのですが、
本編もよかったです。
原作本が読んでみたくなりました。
ごく普通の若い男性が戦争に行って感じたことが
そのまま映画になった作品でした。