あき@みらくるの映画日記今年79本目「半落ち」
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2004/07/21
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半落ち(2004/日本)★★★★☆(良い)
監督:佐々部清(「チルソクの夏」)
出演:寺尾聰、柴田恭兵、原田美枝子、吉岡秀隆、鶴田真由、樹木希林
123分
公式サイト
http://www2.toei.co.jp/hanochi/
第28回日本アカデミー賞 最優秀作品賞を受賞した作品です。
「半落ち」とは、警察用語で
一部自供したが完全には自供していない状態のことです。
警察官である梶(寺尾聰)は、「妻を殺しました」と自首してくる。
しかし、妻を殺してから2日間をどうしていたのかには、
口をつむぐ。
この2日間に梶は何をしていたのか?
真実は何なのか。
家族を病気で亡くすと言うことのつらさが、
心に響きました。
妻役の原田美枝子さんが息子を病気でなくし、
アルツハイマーになってこわれていくところがせつなくて、
自然に涙が出てしまいました。
もし自分がアルツハイマーになったら、
もし家族がアルツハイマーになったら、と考えさせられました。
そして、骨髄移植のドナーが増えればと思いますが、
そう思う私も骨髄移植の際には、入院が必要だということをきくと、
なかなか登録することができません。
良い役者さんがいっぱい出ていて、じっくりと考えさせられる
いい映画でした。