あき@みらくるの映画日記今年36本目「バタフライ・エフェクト」
2005年5月14日より公開中
バタフライ・エフェクト(2004/アメリカ)★★★★★(大変良い)
原題:The Butterfly Effect
監督:エリック・ブレス 、J・マッキー・グルーバー
出演:アシュトン・カッチャー 、エイミー・スマート 、ウィリアム・リー・スコット
エルデン・ヘンソン 、メローラ・ウォルターズ
114分
公式サイト
http://www.butterflyeffect.jp/
バタフライ・エフェクトとは、
「ある場所で蝶がはばたくと、地球の反対側で竜巻がおこる」という
初期条件の小さな違いが、
将来の結果に大きな差を生み出すというカオス理論です。
日本風に言うと「雨が降ると、桶屋がもうかる」っていうお話でしょうか。
この映画では愛する人を救おうと主人公が行動すると、
その小さなできごとが大きな未来になって変化していきます。
主人公のエヴァンは、時々記憶がまったく失われること以外は、
普通の少年です。
しかしその記憶の喪失の秘密が次第にあきらかになっていきます。
愛する人を救おうと、エヴァンは行動し、苦悩します。
暴力シーンや衝撃的なシーンも多く、
この作品をあまり好きではない人もいるのではないかと思いますが、
私はとても気に入りました。
どうしても時間を行き来するお話には少し点数が甘いです。
ラストが非常にせつなく、とても気に入りました。
映画を見ているということを忘れてしまい、
物語の中に入り込んでしまいました。
映画が終わってもしばらく立ち上がれませんでした。
完成度としては「メメント」の方が上ですが、
足を運んでよかった映画でした。
Kanataさん(id:Kanatan:20050519#p1)も感想を書かれていました。
原作の本もでているので読んでみたいと思います。
- 作者: ジェームズスワロウ,酒井紀子
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2005/04
- メディア: 文庫
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