Encyclopedia Brownシリーズ1巻を読みました。

Encyclopedia Brown, Boy Detective

Encyclopedia Brown, Boy Detective

YL(読みやすさレベル)3.5
9500ワード


歩く百科事典と言われているBROWNくんの探偵小説です。
この小説のおもしろいところは、
solve-it-yourselfなところです。
つまり、事件を読者が解決するのです。
名探偵コナンのように、Encyclopedia Brownが事件を調べます。
彼がわかった!と言うところで、お話は終わりです。
(犯人は誰でしょう?答えは、○○ページです)と書いてあって、
自分で推理して、答えを見ます。
とても楽しいです。謎はとても簡単です。
もうヒントのお話がでてくるところでわかってしまいます。
10のお話が載っていて、それぞれが5ページくらい。
お話も続いていませんので、ちょこちょこと読むことができます。
9500ワードもあるのに、あっというまに読めました。
文字だけのページが多く、絵が少ないのに
読んでいて「わかんないな〜つらいな〜」と
思わなかった初めての本です。


それぞれのお話が短くて簡単に読める変わりに、
話の起伏はすくなく、物語にのめり込んで読んでいくという本ではありません。
なので、好きずきがありそうです。
事件を解くことに興味がある人はおすすめです。
20冊くらいシリーズが出ているので、
順番に読んでいきたいと思ったのですが・・・。
SSSの書籍解説で2巻以降を調べてみるとみんなYL4.5・・・。
レビューにも1巻がおもしろかったので、2巻を読んだら
難しくてつまずいたと書かれていました。
とりあえず、2巻以降は保留にすることにしました。