今年65本目「華麗なるアリバイ」


原題: Le Grand Alibi
監督: パスカル・ボニツェール
原作: アガサ・クリスティ
出演:ミュウ=ミュウ、ランベール・ウィルソン、バレリア・ブルーニ・テデスキ、アンヌ・コンシニ
製作国: 2007年フランス映画
上映時間: 93分
視聴状態:映画館
公式サイト
http://aribai-movie.com/pc/

screenshot


★★★★☆(星4つ、星5つが満点)

(物語)
上院議員夫婦のフランスの田舎にある大邸宅で、
週末にパーティーが開かれる。
パーティには、
ゲストである医師の夫と関係を持ったことのある女性ばかりが集まっていた。
10年間誰とでも浮気している医師を誰もが愛していた・・・。
アガサ・クリスティーの「ホロー荘の殺人」を映画化した作品。


(感想)
アガサ・クリスティー生誕120年。
原作は未読です。
すばらしい豪邸で殺人事件が起こり、
犯人が誰かという捜査が始まります。
最後まで犯人はわかりません。
殺された医師は、非常にストイックでまじめに見えるので、
あんまり浮気をしまくっている感じではないのが不思議でした。
こういう人の方がもてるんだろうなあ。
欧米の女性は年を取っても胸が大きくあいた服を普通に着てるな、とか
使用人はみんな有色人種だなとか、思いながら見ていました。
何度も映画の中で「メルシー」と言うので、
しばらく頭の中でこだまして、自分も言ってしまいそうでした。