今年55本目「借りぐらしのアリエッティ」


監督: 米林宏昌
企画・脚本: 宮崎駿
プロデューサー: 鈴木敏夫
原作: メアリー・ノートン
声の出演:志田未来神木隆之介大竹しのぶ竹下景子藤原竜也三浦友和樹木希林
製作国: 2010年日本映画
上映時間: 94分
視聴状態:映画館
公式サイト

http://www.karigurashi.jp/index.html

screenshot
★★★★☆(星4つ、星5つが満点)


(物語)
アリエッティは、床下で家族とひっそり暮らしている
身長10センチの少女。
人間に見られてはいけない生活の中、
翔という人間の少年に見られてしまう。


(感想)
心臓の悪い少年が
自然に囲まれた祖母の家で過ごす1週間の物語です。
こんなに緑に囲まれた静かなところでのんびりと過ごしたいと思い
見ていてそれだけで、ほっとしました。
アリエッティが初めてお父さんとでかける冒険は、
見ていて、わくわくどきどきしました。
人間の家の中を歩くためのさまざまなしかけがとても楽しかったです。
お話は定石中の定石。
予想通りの展開がまっすぐと続いていきます。
途中に出てくるスピラーという少年が
アニメ「未来少年コナン」にでてくるジムシーとそっくり。
アリエッティのお父さんがすばらしく理想の父親でした。
娘達と見たのですが、私はアリエッティのお母さんに似ていると言われて
ちょっとショックでした。
アリエッティの強さとかしこさ、敏捷さに感動しました。
ジブリアニメの描く少女が魅力的なところは、
見ていてとても勇気が出ます。
日中に見に行くと小さい子供の観客が出たり入ったり騒がしいので、
大人の人は夜の時間の上映をおすすめします。