今年30本目「いばらの王 king of Thorn」


監督: 片山一良
声の出演:花澤香菜森川智之仙台エリ大原さやか矢島晶子、乃村健次
製作国: 2010年日本映画、アニメ
上映時間: 109分
視聴状態:映画館
公式サイト
http://www.kingofthorn.net/

screenshot

★★★★☆(星4つ、星5つが満点)

(物語)
致死率100パーセントの奇病、メデューサ
この病気にかかると人は石化し、
死に至る。
全世界にメデューサが蔓延し、
選ばれた人々だけがコールドスリープで、
治療法が確立されているだろう未来まで眠りにつくことになった。
コールドスリープから目覚めた少女、カスミは、
変わり果てた研究所内で目を覚ます。


(感想)
スチームボーイ」「FREEDOM」のスタッフが結集して作成されたアニメ映画と聞き、
見に行きました。
劇場は男性ばかり。女性は私を含めてたった2人。
変わり果てた数百年後の未来で、
少女が強く生きていく話かなと思いきや、
ナゾがナゾを呼び、物語は予想していない展開になっていきます。
少女達に襲いかかる怪物たちは恐ろしく、
小さい子供なら泣いてしまうこと請け合い。
お話も謎解きの部分がとても難しく、
1度見ただけではナゾが理解できない人も多いだろうと思いました。
夢と現実が入り交じり、必死に生きていこうとする人々から目が離せず、
最後までずっと緊張が続きました。
研究所内の絵がすばらしく、廃墟っぽいところに見とれました。