今年16本目「新しい人生のはじめかた」


原題:Last Chance Harvey
監督・脚本:ジョエル・ホプキンス
出演:ダスティン・ホフマンエマ・トンプソン、アイリーン・アトキンス、リアン・バラバン、ジェームズ・ブローリン、キャシー・ベイカー、リチャード・シフ、ブロナー・ギャラガ
製作国:2008年アメリカ映画
上映時間:1時間33分
配給:クロックワークス
視聴状態:映画館
公式サイト
http://hajimekata.jp/


screenshot


★★★★☆(星4つ、星5つが満点)


(物語)
ニューヨークに住むハーヴェイは、テレビCMの作曲の仕事をしているが、
若手のコンピュータ音楽にお株を奪われ始めている。
娘の結婚式のため、ロンドンに行くが
娘は元妻と継父に囲まれて幸せそうだった。
疎外感を感じるハーヴェイ。
ロンドンに住む40代独身の女性ケイトとハーヴェイのラブストーリー。


(感想)
バツイチのさえない作曲家と
婚期を逃した独身女性のラブストーリーは、
見ていて華はないですが、
とても身近に感じられました。
たぶん、私も結婚していなければきっとケイトのようになっていたと思います。
もう一人の自分のように思いながら見ていました。
話していて楽しい異性と夜通し歩きながら語り合う。
恋愛に年齢は関係ないのだと思いました。
年を経た今だからこそ、とてもいとおしく感じられる映画でした。