今年103本目「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」
監督:佐藤祐市「キサラギ」
出演:小池徹平、マイコ、田中圭、品川祐、池田鉄洋、中村靖日、千葉雅子、田辺誠一
製作国:2009年日本映画
上映時間:1時間44分
視聴状態:映画館
公式サイト
http://black-genkai.asmik-ace.co.jp/
(物語)
高校中退でニートだった主人公は
やっとシステム会社に就職。
しかしその会社はブラック会社だった。
入力ミスからマ男と呼ばれ、
深夜残業、経費は落ちない。
リーダーからは、罵倒を浴びせられ、
仕事は教えてもらえない。
さあ、どうする?会社をテーマにしたブラックコメディ。
(感想)
私はプログラマやSEの友人がたくさんいるので、
いろいろ話に聞いています。
(デスマーチとか納品前の泊まり込みの寝袋とか)
なので会社でのできごとについては、あまり驚きませんでした。
大げさな演技と、誇張して作りすぎた演出がとても楽しかったです。
自分は仕事ができないのに怒鳴り散らす上司。
現実は映画ほどあからさまではないだろうけれど、
新入社員いじめは、本当にあるだろうなと思います。
私も実際に仕事を教えてもらえなかったことがあります。
嫌なことはどんな会社にもあります。
少しずつ強く、たくましくなり乗り越えていく主人公がとても心地よかったです。
小池徹平さんの愛くるしいこと!
小動物、りすとかそんな感じですね。あの目は。
ラストの主人公マ男のセリフにうなずいてしまいました。そうだよね。そうだよね。
スタッフロールのあとに、少し物語がありました。
「キサラギ」もそうでした。
こういう感じのおまけが好きなのかな、監督さん。
見終わって、がんばって会社に行こう!って思いました。