今年94本目「きみがぼくを見つけた日」


原題:The Time Traveler's Wife
監督:ロベルト・シュベンケ
原作:オードリー・ニッフェネガー
出演:レイチェル・マクアダムスエリック・バナ、アーリス・ハワード、ロン・リビングストン、スティーブン・トボロウスキー
製作国:2009年アメリカ映画
上映時間:1時間50分
視聴状態:映画館
公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/thetimetravelerswife/


screenshot
★★★★☆ 4/5 (星4つ)


(物語)
自分の意志と全く関係なくタイムトラベルしてしまうヘンリー。
彼を支えるクレアとの時間を超えたラブストーリー。


(感想)
私はタイムトラベルものが特に大好きで、
映画も小説もできるだけ見たり読んだりするようにしています。
この映画は原題が「タイムトラベラーズワイフ」です。
日本での邦題が「きみがぼくを見つけた日」になり、
宣伝でのチラシを見ると、SFものとしてではなく、
ラブストーリーとしてお客さんを呼ぼうとしていることがわかりますが、
タイトルが覚えにくく、あまり成功しているとは言えない感じです。
主人公のヘンリーは、
タイムトラベルをまったくコントロールできず、
洋服や持ち物も持って行けず、裸で移動してしまうので、
ちょっとつらいタイムトラベルです。
私はタイムトラベルを見ているだけで心が躍り、
本当はどこが始まりなのかわからなくなって、
ぐるぐるしてしまうこと
(未来の自分の子供の名前を知り、その名前をこれから生まれてくる子供につけることなど)
がみられるだけで幸せなので映画はとても楽しめました。
ラブストーリーには障害が必要で、
それがこのお話では「自分で制御できないタイムトラベル」でした。
この映画の脚本を書いた方が
黄泉がえり」のハリウッド版の脚本を書くそうなので、
それがとても楽しみです。