今年81本目「色即ぜねれいしょん」

色即ぜねれいしょん オリジナル・サウンドトラック

色即ぜねれいしょん オリジナル・サウンドトラック

監督:田口トモロヲ
原作:みうらじゅん
脚本:向井康介
出演:渡辺大知、峯田和伸岸田繁堀ちえみリリー・フランキー臼田あさ美
製作国:2009年日本映画
上映時間:1時間54分
視聴状態:映画館
公式サイト
http://shikisoku.jp/indexp.html

screenshot
★★★★☆ 4/5 (星4つ)


(物語)
純は京都の仏教系男子高校に通う一年生。
彼女もいず、ぐれているわけでも、勉強ができるわけでもなく、
悩み多い年頃。
夏休みに友達にさそわれて隠岐の島へ旅行に行くことにしたが、
その島は「フリーセックス主義者が集まる」との噂。
どきどきしながら男3人、旅行にでかけるのであった。
みうらじゅん氏の自伝的小説の映画化。


(感想)
高校時代の男の子って、
エッチなことしか考えてないのかなと思うと、
なんだかほほえましいような、気の毒のような気がしました。
映画「女の子ものがたり」が女性の学生時代の映画で
この映画は男性の学生時代の映画でした。
私も学生時代にユースホステルを利用して旅行したことがありますが、
もう次第にユースを使う旅行者が減っていた頃でした。
自己紹介もミーティングもなく、
普通の安く泊まれる学生宿になってしまっていました。
一人で旅行してユースを利用する他の旅行者と仲良くなる、
そんな時代をこの映画で味わいました。
物事や人々は必ず変わっていくと言うことを
少しずつわかっていく主人公を
母親のような気持ちで見ていました。