今年80本目「女の子ものがたり」
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2010/03/03
- メディア: DVD
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監督・脚本:森岡利行「子猫の涙」
原作:西原理恵子
出演:深津絵里、大後寿々花、福士誠治、波瑠、高山侑子、森迫永依
製作国:2009年日本映画
上映時間:1時間50分
視聴状態:映画館
公式サイト
http://onnanoko-story.jp/index.html
(物語)
ダメ漫画家の菜都美は、
毎日だらだらと過ごし、漫画を書こうとしない。
スランプから抜け出せず、もがいている。
しかし故郷の愛媛での友だちとのかけがえのない少女時代を思いだし、
人生を見つめ直していく。
人気漫画家・西原理恵子の同名原作を映画化。
(感想)
自分の少女時代とリンクするセリフや思い出があり、
自分もどっぷりと入り込んでしまいました。
友達と一緒にいるこの瞬間が永遠に続けばいいのに!と
思ったことが私も何度もあり、
菜都美の気持ちが胸にしみました。
「なつみ」と「きみこ」と「みさ」は、
いつも一緒で3人を見ているだけで楽しかったです。
3人の最後のけんかのシーンで、
「きみこ」の目線だけで彼女の気持ちがわかったところがあり、
そこで自然に涙が出ました。
演じていた波瑠さん、いい女優さんになるだろうなって思います。
ただ、高校時代の「なつみ」と大人になった「なつみ」に違和感があって、
それだけが気になりました。
深津絵里さんも大後寿々花ちゃんもそれぞれとても良かったのですが、
同一人物だと思いこむようにして見ていました。
映画「つぐない」で1人の人生を3人の女優さんが演じたのが
あまりにすばらしかったので、ついつい点数が辛くなってしまいます。
しかし、それはささいなことです。
とても良い映画でした。
男性が見たらどうなんだろうって思いました。