今年51本目「夏時間の庭」

原題:L'heure D'ete
監督・脚本:オリビエ・アサイヤス
出演:ジュリエット・ビノシュ、シャルル・ベルリング、ジェレミー・レニエ、エディット・スコブ製作国:2008年フランス映画
上映時間:1時間42分
視聴状態:映画館
公式サイト
http://natsujikan.net/


screenshot
★★★☆☆ 3/5 (星3つ)


(物語)
画家だった大叔父のアトリエに1人で暮らしていた母の元へ
大人になって家族を持った3人の子供たちが帰るのは
年に数回。
美しい庭とすばらしい芸術品のあるなつかしい家を
母親の死後にどうするか兄弟は話し合う。
オルセー美術館開館20周年記念作品。


(感想)
緑美しいこの庭と家で一夏を過ごせたら
なんて幸せなんだろうと見ていて思いました。
守りたいけれど人生は動いていく、
その辺の葛藤をもう少し描いていたら
もっと良かったのではないかと思いました。
話の運び方のテンポが唐突で、
見ていてしばしば話に置いて行かれ、
長男の男性の家族以外、あまりこの家に対する愛情が感じられませんでした。
しかし、この家と庭、美術品は、
眺めているだけで美しく、見とれました。