今年17本目「旭山動物園物語 ペンギンが空を飛ぶ」

監督:マキノ雅彦次郎長三国志
出演:西田敏行中村靖日前田愛堀内敬子笹野高史梶原善吹越満長門裕之
製作国:2008年日本映画
上映時間:1時間52分

公式サイト
http://www.asahiyama-movie.jp/


screenshot
★★★★☆ 4/5 (星4つ)

(物語)
旭山動物園は、入場者がどんどん減り、
市の財政を圧迫していると非難を浴びている。
滝沢園長は、いろいろな策を考えて動物園を建て直そうとするが、
入場者は増えない・・・・。
今や、日本一の入場者数を誇る有名な動物園となった
旭山動物園の閉園の危機から再生までの実話の映画化。



(感想)
中学生の娘(みーちゃん)と見に行きました。
映画館は子供連れでいっぱい。
今や日本一有名な旭山動物園が、最初はこんな風に
入場者がほとんどいない、さびれた動物園だったのだと
驚きました。
そしてこの映画の魅力は、生き生きとした動物たちが見られること。
ゴリラの愛情、オランウータンのいたわり合い、
動物たちの深い愛情に涙が出てしまいました。
動物園も簡単に復活したわけではなく、
何度努力してもお客さんは増えません。
本当にどんぞこから、行動することでよみがえった旭山動物園
園の人がどんなにがんばっても、
園を安全に整備し、動物にえさを与え、
動物の行動をお客さんに見せるのには、
やっぱりまとまった予算が必要なのだなと思いました。
それだけでは、もちろんないですけれど。
有名な絵本画家「あらしのよるに」のあべ弘士さんが、
旭山動物園の飼育係出身だったことも知らなかったので、
びっくりしました。
旭山動物園、行ってみたいです。
この映画で行った気分を味わえました。