今年１１本目「大阪ハムレット」

大阪ハムレット デラックス版 [DVD]

監督：光石富士朗「おぎゃあ。」
原作：森下裕美「少年アシベ」「ウチの場合は」
出演：松坂慶子、岸部一徳、森田直幸、久野雅弘、大塚智哉、加藤夏希、白川和子、本上まなみ、間寛平
製作国：2008年日本映画
上映時間：1時間47分
公式サイト
http://www.osaka-hamlet.jp/

★★★★★　５／５　（星５つ）

（物語）
肝っ玉母ちゃんと、悩みを抱える三兄弟が
大阪の町で明るく元気に生きていく家族ドラマ。
第２１回東京国際映画祭、日本映画ある視点部門、特別賞。

（感想）
大阪弁が、大阪の町がとても暖かかったです。
事実をそのまま、歯に衣を着せず口にする。
でも、全てをやさしく包み込む大阪の町がとても魅力的でした。
小学生と中学生の三兄弟は、それぞれ悩みを抱えていますが、
それをどこまでも明るく強い母親が元気に包み込んでしまいます。
そして母親のことも三兄弟は、包み込んで受け入れる。
家族っていいなって思いました。
映画館は、たびたび笑いに包まれて、笑えて、ほろりとして、
暖かいとてもいい映画でした。
次男が海の堤防の上を大阪弁でハムレットの文章を暗唱していくシーン。
かっこよかったです！