今年1冊目「ナイチンゲールの沈黙」

ナイチンゲールの沈黙

ナイチンゲールの沈黙

ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)

ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)

ナイチンゲールの沈黙(下) (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)

ナイチンゲールの沈黙(下) (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)

図書館でやっと順番が回ってきて、
単行本を読みました。
1作目「チーム・バチスタの栄光」や、
3作目「ジェネラル・ルージュの凱旋」に比べると
事件が地味です。
その故、2作目でありながら、
ジェネラル・ルージュの凱旋」が先に映画化されます。
しかし、死についてや家族こと、
自分が歩いていく道についてなど、
内面的な深いテーマがあり、
ラストの余韻が深く、感動的な1冊でした。
チーム・バチスタの栄光
ジェネラル・ルージュの凱旋
「医学の卵」など、海堂尊さんの小説は、
登場人物や舞台がリンクしてつながっていて、
とてもおもしろいです。
すべての人物のキャラクターがきちんと立っていて、
誰が誰だかわからなくなることはないという作風も健在。
他の作品もどんどん読みたいです。