今年71冊目「フリーという生き方」

岩波ジュニア新書なので、
中学生、高校生にも読みやすいわかりやすい文章で、
フリーという職業について書かれています。
著者はフリーの書籍編集者ですが、
フリーの編集の仕事って大変だなと思いました。
フリーの仕事について知る場合には、
第一線の輝いている人の話をあこがれのように読むことが
ほとんどだと思いますが、
仕事がない、お金がない、そういう状態を
赤裸々に正直に語るというのはすごいことだと思います。
しかし読み終わった後に
「フリーの仕事っていいな、やってみたい」って
思えない読後感なのがちょっと残念です。
でも、安易に勧めるつもりもないのかな。
相当な覚悟が必要なのだと思いながら読みました。