今年81本目「落下の王国」
原題:The Fall
監督:ターセム「ザ・セル」
衣装:石岡瑛子
出演:リー・ぺイス、カティンカ・アンタルー、ジャスティン・ワデル
製作国:2006年アメリカ映画
上映時間:1時間58分
★★★★☆ 4/5 (星4つ)
(物語)
木から落ちて入院している少女、アレキサンドリアは、
橋から落ちて下半身をけがしている青年、ロイに出会う。
ロイは、アレキサンドリアに自分が考えたお話を聞かせる。
アレキサンドリアは、お話が気に入って夢中になっていくのであった。
(感想)
13の世界遺産を含む世界24カ国以上で
4年がかりで撮影された美しい幻想的なシーンがすばらしいです。
ロイが話す物語は壮大な復習劇なのですが、
その映像はそれ自体がどのシーンも絵画を思わせる美しさ。
アレキサンドリアが純粋にお話に夢中になっていく気持ちが
見ていてとてもいとおしいです。
ロイが話す物語は、いつしか2人の物語になっていきます。
アレキサンドリアの目線で描く物語に引き込まれました。