今年73本目「TOKYO!」
監督:
ミシェル・ゴンドリー「エターナル・サンシャイン」「恋愛睡眠のすすめ」
レオス・カラックス「ボーイ・ミーツ・ガール」「汚れた血」「ポンヌフの恋人」
ポン・ジュノ「殺人の追憶」「グエムル/漢江の怪物」
主題歌:HASYMO
出演:
・「インテリア・デザイン」藤谷文子、加瀬亮、伊藤歩、大森南朋、妻夫木聡
・「メルド」ジャン=フランソワ・バルメール、石橋蓮司、北見敏之、嶋田久作
・「シェイキング東京」香川照之、蒼井優、竹中直人、荒川良々、山本浩司、松重豊
製作国:2008年フランス・日本・韓国・ドイツ合作映画
上映時間:1時間50分
★★★☆☆ 3/5 (星3つ)
公式サイト
http://www.tokyo-movie.jp/
東京の街を舞台に3人の監督が撮った
3本の短編オムニバス映画です。
「インテリア・デザイン」ミシェル・ゴンドリー監督
田舎から自主制作映画を上映するために
上京してきたカップル。
友達の部屋に泊まらせてもらい、
東京で暮らすべくがんばるのですが・・・。
とてもシュールでそれでいて、
主人公の女性の気持ちが伝わってきて、
良かったです。がんばっているのに、うまくいかない。
がんばっているのに、誰もわかってくれない。
そんな気持ちが彼女を変えていく。
加瀬亮さんのマニアな自称映画監督の男性が本当にいそうで、
びっくりしました。
あいかわらず演技のうまい方です。
「メルド」レオス・カラックス監督
東京の地下に住む怪人メルドが人々を襲撃し、
東京の街が恐怖に陥れられる。
私はこの映画が非常にダメでした。
見ていて不快感しか感じず、
途中で見るのをやめたくなりました。
私が参考にしている映画通の方々の評価は高かったのですが、
生理的に受け付けない映画でした。
「シェイキング東京」ポン・ジュノ監督
10年間引きこもり生活をしている男性は、
食べ物はすべて配達ですませ、読書をして過ごしている。
毎日毎日家の中だけが世界のすべて。
香川照之さんの存在感はすごいです。
本当に10年間引きこもり生活している男性として、
まったく違和感がありません。
そんな家に毎週ピザを配達する女性が蒼井優ちゃん。
きれいに整理整頓された部屋の中がとても素敵でした。