今年14冊目「インシテミル」
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/08
- メディア: 単行本
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でこぽんさんが五つ星をつけていたので、
図書館で借りました。予約がやっと回ってきました
(物語)
主人公の大学生、結城は車が欲しいと思い、
バイト情報誌で「時給11万2千円」と書かれた仕事を発見。
誤植か間違いだと思いつつ、応募。
そして謎のアルバイトの「実験」に巻き込まれていくのでした。
どんなアルバイトなのか、どうして時給がそんなに高いのか、
まったくわからず不安のまま読み始め、
どきどきはらはら、一気に読み切りました。
最初に載っている見取り図といい、警告文といい、
ミステリーファンならぞくぞくしてしまうと思います。
読み終わって謎が結局謎として残ってしまったこともありましたが、
たぶん意図があってのことでしょう。
この一気に読ませるストーリー運びはすばらしいと思いました。
文章もとても読みやすい。
他の作品も読みたいです。
小学6年生のみーちゃんも読み終わって
「めっちゃおもしろかった!!!!!」と言っていました。