2007年のベスト映画

2007年に見た映画は104本でした。
そのうち、映画館で見たのは82本でした。
我ながらよく見たと思います。
104本の中からの珠玉の映画を選びました。
昨年に私が見た映画の中から選んでいますので、
昔に公開された作品も入っています。


洋画

1.世界最速のインディアン

インディアンとは、主人公の愛車のバイクのこと。
お金もない63才の主人公が、
世界最速のバイクレースに出場するという物語。
事実の映画化というのがすばらしい。
ハンニバルではない、普通のおじさん役の
アンソニー・ホプキンス万歳!



2.パンズ・ラビリンス

パンズ・ラビリンス オリジナル・サウンドトラック

パンズ・ラビリンス オリジナル・サウンドトラック

少女の可憐さ、ダーク・ファンタジーの重さが
胸に響くすばらしい作品。
目を覆いたくなる悲惨なシーンと
もの悲しくも美しいラストシーンの
落差が心に響きます。




3.ウェイトレス〜おいしい人生のつくりかた

自分の気持ちをパイにして焼き上げ、
行き詰まった自分の人生を表現する主人公。
会話のやりとりや台詞、テンポがすばらしい。



4.デジャヴ

デジャヴ [DVD]

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ヒロインを救うために時間を行き来するサスペンス映画。
あとから「ああ、あれは・・・」と謎がとけていくのが心地よい。




5.セルラー

セルラー [DVD]

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偶然つながった若者に助けを求める拉致された主婦。
緊迫感がすばらしい。サスペンス映画の王道。


邦画

いい映画が多く、選ぶのに迷いました。


1.かもめ食堂

かもめ食堂 [DVD]

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フィンランドに行きたくなります。
おにぎりが食べたくなります。


2.天然コケッコー

天然コケッコー [DVD]

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みずみずしい学生時代を見ていると、
なつかしくて心がせつなくなります。


3.河童のクゥと夏休み

映画 河童のクゥと夏休み (小学館のアニメ絵本)

映画 河童のクゥと夏休み (小学館のアニメ絵本)

泣きっぱなしで泣きすぎて止まらなくなりました。
いい映画でした。


4.それでもボクはやってない

それでもボクはやってない スタンダード・エディション [DVD]

それでもボクはやってない スタンダード・エディション [DVD]

理不尽に拘束される主人公が気の毒で涙が出ました。


5.長い散歩

背中に羽をつけた少女と心に傷のある老人のロードムービー
せつないお話でした。


6.福耳

福耳 スペシャル・エディション [DVD]

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思い残したことがあるまま、なくなった老人と、
青年のファンタジー
最後にあったかい気持ちになりました。


7.キサラギ

キサラギ スタンダード・エディション [DVD]

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あのラストがなければ、もっと上位にあがった作品。


8.ALWAYS 続三丁目の夕日

なつかしくてあったかくて見ていて幸せでした。



9.クワイエットルームにようこそ

心にいろいろな思いをかかえている女性たち。
主人公の内田有紀さんの体当たり演技に脱帽。




10.クローズZERO

クローズZERO OFFICIAL PHOTO BOOK (AKITA DX SERIES)

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ケンカがかっこいいと思ったのは初めてでした。



今年は映画を見るペースを落として、
いい映画を選んで見ていこうと思っています。