今年38冊目:日本語の本「共感覚者の驚くべき日常」

共感覚者の驚くべき日常―形を味わう人、色を聴く人

共感覚者の驚くべき日常―形を味わう人、色を聴く人

以前、ハイドゥナンという小説を読んだときに、
主人公の男性が共感覚者でした。
共感覚者とは、音を聞くと色が見え、味に形を感じたり、
五感が変わった働き方をする人たちのことです。
この本は、そんな共感覚者の人を科学的に分析した本です。
名前を聞くと色が見えたり、
味から形を感じたりするのは、とっても不思議なのです。
いったいその感覚は脳のどこで起きているのか、
どうしてそんな感覚を持つ人がいるのか、
この本の結論はなかなかすごかったです。
しかし、ちょっと難しくて読むのに時間がかかりました。