あき@みらくるの映画日記今年85本目「天国の青い蝶」


天国の青い蝶(2004/カナダ、イギリス)★★★★☆(良い)
原題:The blue Butterfly
監督:レア・プール
98分
出演:ウィリアム・ハート、マーク・ドネイト、パスカル・ブシェール
公式サイト
http://www.bluebutterfly.jp/


昆虫学者ジョルジュ・ブロッサール氏が体験した
奇跡の実話です。


(物語)
10才のピート少年は、末期の脳腫瘍により、
数ヶ月の命だと宣告されます。
昆虫が大好きなピート少年は、
死ぬ前にどうしても幻の青い蝶ブルー・モルフォを捕まえたい!と思い、
昆虫学者のアラン氏に一緒に捕まえに行って欲しいと
直訴します。
青い蝶はつかまるのでしょうか。


最後に青い蝶が捕まって終わりのお話だろうなと思いながら
見ていたら、どうしてどうして。
どんどんお話に引き込まれていきました。
昆虫だけに夢中の昆虫学者、子供だけを希望に生きている母親、
そんな登場人物たちが熱帯のジャングルの中で、
少しずつ変わっていきます。
木々の緑の色の濃いこと、極彩色の昆虫たち・・・。
そんな風景を見ているだけで、とてもわくわくしました。
熱帯雨林の森に住む民族の少女ヤナの言葉は、
私の胸にも響きました。
脚色してあるとは思いますが、これが事実とは!!
世の中に奇跡はやっぱりあるのだなと思いました。