あき@みらくるの映画日記今年31本目「ザ・インタープリター」

試写会
5月21日土曜日より公開



ザ・インタープリター(2005/アメリカ)★★★★☆(良い)
原題:The Interpriter
監督:シドニー・ポラック(「愛と哀しみの果て」)
出演:ニコール・キッドマンショーン・ペン
129分
公式サイト
http://www.inpri.jp/


国連通訳のシルヴィア(ニコール・キッドマン)は、
会場で暗殺計画を耳にしてしまう。
しかし、彼女には秘密があった。
彼女の話はすべてうそなのか?それとも本当か?
誰が容疑者なのか??
本格社会派サスペンス。


実はあまり期待していなかったのですが、
とてもよかったです。
アフリカのマトボ共和国という仮想の国が出てきますが、
いろいろなアフリカで本当に起きている紛争を題材にしています。
マトボ共和国で使われている「クー語」という言語は、
映画用に作成したそうです。
ニコール・キッドマンは、聡明でとても美しく、
肉感的でないところがとてもよかったです。
ショーン・ペンのおさえた演技もいい。
わからないなかでたくさんのできごとがからみあい、
真実があきらかになっていく感じも絶妙。
しかししかし・・・。戸田奈津子さんの訳がわかりにくいです。
結局、自分でこうなんじゃないかと話を組み立てましたが、
見ているときは、あれ??え??とストーリーをたびたび
つかめなくなりました。
映画がおもしろかっただけにちょっと残念です。
原作の本があれば読みたいと思うくらい、もやもやとした
気持ちが残っています。
見た人とあらすじを話し合いたい気分です。