あき@みらくるの映画日記今年22本目「海を飛ぶ夢」

公開中


海を飛ぶ夢(2004/スペイン)★★★☆☆(普通)
監督:アレハンドロ・アメナーバル(「アザーズ」)
出演:ハビエル・バルデムベレン・ルエダ 、ロラ・ドゥエニャス
125分
公式サイト
http://umi.eigafan.com/
PGー12


実在の人物ラモン・サンペドロの手記をもとに映画化した作品。
青年ラモンは、海で事故にあい、四肢麻痺になる。
事故から28年・・・。
自分ではまったく動けないラモンは、愛情ある家族に囲まれながら、
尊厳死を望む。
家族は、もちろん複雑な気持ちを隠しきれない・・・。



アカデミー賞ゴールデングローブ賞
外国語映画賞を取った作品です。
ドキュメンタリーを見ているような映画でした。
自分がもしラモンだったら?そして、ラモンの家族だったら?
ラモンの女性弁護士だったらと考えずにはいられませんでした。
最初はもちろん「たとえカラダがまったく動かなくても生きているべきだ」と
思っていましたが、見ているうちに気持ちが揺らいできました。
そしてラストには、まったくわからなくなりました。
予告編を見て出た涙が、本編の映画ではでませんでした。
事実をありのまま提示されると圧倒されて、
涙って出ないのかもしれません。